矯正ばしは変なクセがつく!?正しいはしの持ち方へ治したうちの手順

 

おはしのトレーニングでこんな噂は聞いたことがありませんか?

「矯正ばしでは変なクセがついてしまう・・・」

うちは見事についちゃいました・・・

周囲を見渡しても、この矯正ばしのクセで苦戦している子も多いようです。

今回は矯正ばしで変なクセがついたわが子のありさまと、修正までのあれやこれやを書きます。

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矯正ばしはすぐれもの?

矯正ばし、特にリングの付いた支点が固定された型のものは優れものです。

2歳と少しぐらいの幼児でも、持ちはじめて数日もすれば器用に食べ物をはさんで口に運べるようになります。

実際にAmazonで探した矯正ばしの商品ページにもたくさんの高評価のレビューがついています。

ところが、よくよく考えてみてください。

本物のはしとリング付き矯正ばしは全く別物で、いざ普通のはしに移行してみると全くと言っていいほど使えないことが判明します。

それどころか、「つかえるもんね!」みたいな変な自意識も手伝い、びっくりするような変速フォームを身につけてしまうというわけです。

矯正ばしでついた変なクセ

さてさて、実際わが子の手元がどんなものだったかというと・・・

 

もう、フォームがどうとかではなく、そもそも持ててない。

はしが踊って手に付かない。

 

一度いままでの指リング付きの矯正ばしに戻し、わが子の手元をじっくり観察してみると、こんな問題点がピックアップできました。

指先が遊んでいる
手のひらでつかんでいるような変則フォーム
くすり指と小指がピンと伸びている

 

器用に2本のはしではさんでいるものの、使ってる筋肉は手づかみで食べてるのとたいして変わんなかったということなんですよね・・・

 

変なクセの根本の原因を考えてみた

実ははしの動きはとてもシンプル。

2本のうち動いているのは上のはしだけです。

そして、動かさなくてはいけない指はひとさし指と中指の2本だけ。

あとの指は添えてあるだけです。

親指 ・・・・下のはしの固定と支点の補助
中指 ・・・・開く力
ひとさし指・・閉じる力
薬指 ・・・・下のはしの固定
小指 ・・・・下のはしの固定

つまり、力を入れるのはひとさし指と中指だけ

さらに細かく見ると、力の方向もそれぞれの指で1方向のみ。

中指で開いて(押し上げて)、ひとさし指で閉じる(押し下げる)。

これだけなんです。

しかし、リング付きの矯正ばしではどうなるかというと、ひとさし指で開いて(リングを引っ張り上げ)、中指で閉じる(押し下げる)となってしまうんです。

つまり、力の入り方が真逆。

本物のはしに持ち替えた途端とたんに持てなくて当然という訳です。

さらに親指もぐにぐに動くのでトングやピンセットを持っている感覚です。

これがリングタイプの矯正ばしで変なクセがつくという根本の原因です。

変なクセを修正した手順

修正はこんな感じですすめていきました。

治すのは意外と早いです。

うちの子でも1週間でほぼ目処めどはつき、後はゆっくり見守っているような感じです。

1,ゴールを見せる

目的のないことに集中できないのは大人も子どもも一緒です。

コレできたらコレやるで~という原始的なエサ釣りでOKです。

今回のエサはこちら。

あまりの作り込みの細かさに思わず脱帽レベル。

 

2,矯正ばしを変える

矯正ばしといってもいろんなタイプがあります。

リングの有無
連結部品の有無
ガイドの脱着

値段もピンキリ。

もちろん高いから持てるようになるというわけでもありません。

クセを発症してからというもの、4~5種の矯正ばしを使って見た結果、もっとも修正能力が高かったのがこちらでした。

 

おすすめポイントはこちら

開閉の支点の位置が正しい
開く角度が正しい
親指ガイドの位置が正しい
状況に応じて脱着可能なパーツが◎

サポートが少ないことでレビュー評価は落ちますが、それはあくまでも使いはじめて間もない時期でのこと。

見方を変えれば、トレーニングの余地がちゃんと残してあるということです。

リングでこじらせちゃった子の修正が目的であれば、これぐらいのサポートでいいんです。

そしてなによりパーツの着脱ができること。

 

ひとつずつパーツを減らしていき、最終的にガイドなしのはしにあるので、修正の進み具合がわかりやすいんです。

できてなければ1段階戻ればいいし。

 

ちなみに、バネに慣れてしまうと「中指で押し上げる」コツが体得たいとくできんという理論から、わが家の場合は中バネをしょっぱなから撤去てっきょして使いました。

 

3、遊びながらトレーニング

ガイドつきで持てるようなったら、本物のはしのトレーニングに移行するんですが、食事時間を外してのトレーニングで様子を見ましょう。

 

食事時間にトレーニングしない理由は単純で、

食事が遅々として進まない
親のイライラが隠せない
食事が嫌な時間になる

こんな感じで食事が美味しくなくなるのが嫌だから。

ちゃぶ台返しが炸裂さくれつするのも嫌ですからね。

 

菜箸でトレーニング

サーカスの綱渡りで長い棒をもって渡るのを見たことってありますか?

もっと身近なところでは、平均台を渡るときに自然に両手が横に開きますよね?

あれは、長いものの真ん中は重心がとりやすいから。

 

これを応用したトレーニングで、長い菜箸の真ん中辺りを支点になるように持ってみてください。

 

すると、コロンコロンと転がらずに持つことができ、ゆら~りゆらりと動くので、力がどっちの方向にかかっているのかよくわかりますよね。

持てないのは握力が無いんでなくてバランスが悪いだけ。

 

※真ん中のヒモは切って使います。

 

マナー豆匠(マナービーンズたくみ)でトレーニング

ただひたすらひよこ豆をつまむという遊びですが、おはしのトレーニングには効果大です。

付属のはしは短めで滑りやすくしてありますので、子どもには自分のはしを使わせてトレーニングするといいですよ。

 

4,ガイドなしのはしで練習

持ち方が安定してくれば食事中のトレーニングでOKでしょう。

「できた!」という成功体験の積み重ねが上達の近道ですが、難しいからといって一時的にでもガイド付きに戻すのは全くの逆効果です。

早々に憧れのはしを使わせてあげ、やる気を引き出していきましょう。

グズりはじめたら、いっそのことその日はスプーンとフォークに替えてしまい、次の食事から再チャレンジさせるほうが良策ですよ。

 

子どもの目線で考えてあげよう

ついついやってしまいがちなんですが、見本を見せて「違うもっとこう!」、「何やってんだ!」、「うぅぅおらぁぁぁ!」とまぁ段々と語気は荒くなってくるわけですが、オラついてはダメ。絶対。

 

正しく美しいはしの持ち方ができているという自負がある親ほど、結構手厳しいものです。

 

誰でもはじめからそんなに上手くできるわけでありません。

ナイフ・フォーク文化の異国の人にとっては、「箸だと!?なんちゅう器用な食べ方だよ・・・」というレベル。

気持ちがわからなければ、試しに利き手でない方の手ではしをもってみてください。

持ち方正しくても開かないでしょ!?

上手くつかめないでしょ!?

 

・・・それが、はしが上手に使えない今の子どもの気持ちです。ゆっくり見守ってあげましょうよ。#自戒

 

まとめ:リングつき矯正ばしは必要ないかも

矯正ばしの選び方は、リングのついていないものにすることをおすすめします。

 

はしを上手に持てるということは、力の入り方までがフォームとして安定するということ。

見た目のかたちだけではダメなんです。

じつは2本の指しか動いていない、中指で押し上げて、ひとさし指で押し下げるということを体得できればすぐに治すことができます。

わが子の手元、指先までしっかり観察してあげてください。

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