【転職失敗を回避せよ】転職回数の多い私が知らなかった評価と給料のこと

転職

  • 転職したいけれども、失敗するのが怖い
  • 自分の想像を超える失敗があるかも
  • これ以上転職回数を増やせない

転職者の4人にひとりは転職したことを後悔しているんだそうです。いわゆるミスマッチ。

 

現在10社目に勤務中のイグアナです。

私の転職回数がここまで増えた理由は単純で、

無知

まさにこの一言に尽きます。

無知ゆえのミスマッチです。

会社と会社員の関係とか、経営者が考えていることとか・・・

特にいちばん大事な給料のことでさえ、手取りがこんだけ、ぐらいのことしか知りませんでしたからね。

いい年になるまで何十年も。

 

そんなことだから

  • 隣の芝が青く見えて転職
  • ある日会社が無くなって転職
  • 激務の果てに燃え尽きて転職
  • 異常な上司から逃げの転職
  • 入社2年目で発覚した不条理な条件で転職
  • 正社員なのに毎年契約変更って何よ!?で転職
  • ノルマ自爆で生活崩壊で転職

 

とまぁ、自責他責入り乱れての転職サンドバッグになり、もはやパンチドランカー一歩手前まで行っちゃうわけです。

さいわい10社目にしてようやく身の丈にあったリング(職場)に辿り着くことができ、現在5年目の中堅として期待されていることが嬉しく、会社のために全力で頑張っています。

拘束時間中は。

 

会社員は真剣勝負です。

まさに命とも言うべき限られた時間を削り、労働の対価として報酬を受け取るわけです。

決して、フリーランスよりも安全という訳ではありません。

長い目で見ればフリーランスよりももっと多くのリスクさえあると言えます。

 

私のように、そもそも無知が原因で自分の首を絞める前に、せめて会社の評価の仕方とか、給料のことぐらいは知っときましょう。

転職でおんなじ失敗を繰り返さないために。

力を入れるべきポイントを間違えないために。

50:50の平常心を保って働くために。

 

 

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転職回数の多い私が知らなかった評価制度

評価の仕組みそのものを知らないっていうことは、ルールを知らずにスポーツをするようなもの。

硬球を素手でジャストミートして、3塁線をフェンスまで全力疾走するようなもんですよ

無能な上司に媚びへつらって本当のキーマンにたてつくようなことにならないためにも、会社の評価制度のルールは早めに理解しておきましょう。

日本の評価制度はおもに3つ

早速ですが、会社が用いる評価制度のベースはだいたいこの3つです。

  1. 職能資格制度しょくのうしかくせいど
  2. 職務等級制度しょくむとうきゅうせいど
  3. 役割等級制度やくわりとうきゅうせいど

イケイケの新興企業とか外資系の黒船企業なんかは2,3の評価制度もありますが、うちらがお世話になるようなローカルな中小企業はだいたい1の職能資格制度がベースです。

先にあんまり縁のない2,3の評価制度をさらっと説明しますね。

職務等級制度

2の職務等級制度は「同一労働・同一賃金」が原則。

単純明快、このポジションに付くひとはこんだけの給料ねっていう感じです。

役職につくまでのそれぞれのプレイヤーの給料が守備位置ごとに決まっています。

ピッチャーの人はいくら、セカンドの人はいくらみたいな感じですね。

上手い下手は関係なく、誰であろうがポジションごとに給料は決まっています。

当然、ポジション変わらん限り給料は上がりも下がりもしません

ポジションを取ることが全てで、会社員としてやるべきことは明確です。

役割等級制度

3の役割等級制度は他の2つよりも少しぼやけた感じです。

「部長とはかくあるべき」みたいなイメージ像が事細かに設定してあって、そのイメージに近づけてるかどうかで評価される制度です。

部長や課長などに限らず、このイメージ像が一般社員や新入社員にも設定されていて、「与えられた役割ちゃんとやってますか?」といった感じで運用されます。

 

事前にイメージ像が明確になってればいいんですが、詳細が伏せてあるとなると怖い制度。

はっきり言ってどうにでもできますからね。

近年これ採用してる企業が増えつつあるんだとか・・・

職能資格制度

で、もっとも一般的なのが1の職能資格制度で、給与明細に職能給という項目があればビンゴです。

入社2年目から毎年年度始めに等級が上がっていき、〇等級以上で係長チャンス、△等級以上で課長チャンスといった感じで役職がつく可能性があり、給料もあがっていくという方式です。

一般社員と役職者の賃金テーブルの設定金額は別なので、役付になると手当+昇給の幅も大きくなるハイウェイモードって感じです

 

職能資格制度をわかりやすくいうと、会社員人生ゲームというすごろくを年に1回、1~2しかでないサイコロで進んでいるような感じです。

途中に訪れる昇格チャレンジを無難にクリアできれば、少しまとまったコイン(昇給)をゲットしてハイウェイモードに移行。

 

この国の決まりで基本的にモードダウンはありません。

やめない限り少しずつでも先に進めるのは確かです。

しかしその反面、ポジションに空きがなかったり、ライバルに先を越されてしまうと次回チャレンジまでモード足止めです。

職能資格制度が機能しないと

ローカルな中小企業では総務も人事も担当者が一緒で、評価制度があってないようなものところも珍しくないです。

じつはこの制度、評価制度が機能しなければただの年功序列です。

業績低迷でポストも増えない、能力磨いても順番待ちでず~っと平社員、入れ替わるのは若手の顔ばかりってことになります

上層部が身内で固められているような同族経営なら見通し真っ暗です。

飛び級した新参者がじつは社長の遠い親戚に当たるなんてことはざらにあります。

 

このモデルとなっているのが公務員の俸給制度。

ほぼ年功序列ですが俸給の原資は税収、足りない分は国債でガンガン発行、その返済はみなさんの税金で、という無茶苦茶ルールで成り立っています。

そんなものをローカル中小企業のモデルにしたら、そりゃ行き詰まるわな。

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転職回数の多い私が知らなかった給料のからくり

普段は温厚な社長側近の人事担当が仮面を脱ぐと、そこにはドロッドロの笑顔が糸を引いていました。

聞かされた給与のからくりとは。

高い報酬には裏がある

入社2年目にして役職がポンポンつくような会社は注意が必要です。

基本給(職能給やら職務給、年功給などの総称)を限りなく低く抑え、役職手当や歩合給、その他謎のオプション手当で総支給額を膨らませるというブラック企業の常套手段です

 

昇給や賞与のベースは基本給なので、2ヶ月分出たからといって大した額にならないなんてこともあります。

雀の涙ほどでもボーナスをくれるというので喜んだのもつかの間、ボーナスにも社会保険やらの控除がしっかり発生します。

銀行振込はびっくり仰天の4桁でした。

 

目の当たりにした戦慄のケースは、役職手当と引き換えに今まで付いていた謎の手当を少しずつはがされ、結果的に収入は増えずに責任だけが積み上がっていくという謀略です。

はじめての役職というポストをエサに馬車馬のように若者を使い潰すというのエグいやり方でした

課長以上の顔ぶれは10年前から変わってないという、腹の黒い老害案件です。

基本はその日生きていく分だけ

家や乗り物といった資産が何もないとして、明日1日をいくらで生活できると思いますか?

  • 一般的な食事無しのビジネスホテルなど安くて4,000円ぐらい?
  • 1日3食と間食、外食生活でざっくり1日2,000円
  • 通信費・交通費・衣類・日用品ひっくるめて日割り換算して1,000円程度
  • 所得税・住民税・保険・年金がのってくるので日割りで2,000円弱

その日暮らしでも1日9,000円くらい、365日で328万ちょいはかかるというわけです。

 

30代サラリーマンの平均年収が450万円ぐらいと言われますが、平均よりも上の層なんて3割以下の少数派です。

圧倒的に多いのは地方の中小企業で年収300万前後、月収で言えば総支給22万~25万といったところです

これにボーナスがついて年収300万円~400万円の層ということになり、今の日本のサラリーマンのほとんどがこの層でもがいてるということになります。

 

つまり、給与とはその地域でその日生きていく分しかもらえてはいないということなんです。

貯金できなくて無理はありません。

同地同業でほぼ横一線ということになるので、同業種内で転職したとしても、結局のところ収入は「五十歩百歩」というわけです。

いまの荒波の中で会社を存続させるためには、人件費という固定費はできるだけ低くして設定しておきたいのが経営者の鉄則です。

 

鼻っから健康で文化的な最低限度の生活ができる程度しか出す気はないんです・・・

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転職回数の多い私が知らなかった年次昇給の仕組み

年間いくらと決まってる会社もあれば、比率で基本給の何%昇給という会社もあります。

去年と今年で昇給額が違ってももちろんOKです。

年次昇給はあるに越したことはありませんが、昇給ありと記載していても、業績低迷で昇給できないことに罰則はありません。

なかなか実態が把握できませんが、周囲の状況からして中小企業の半数くらいは昇給をストップしてるんじゃないですか?

 

昇給は画一的にあるわけではない

例えば月給25万、ボーナスなしで年収300万、年次昇給1.5%の会社に勤務すると、20年後の年収はざっくり400万円、30年後には460万円になります。

あくまで同一の賃金テーブルを用いた単純計算なので、役職が付けばもう少し色がつきます。

もちろん業種にもよりますが、地方の中小企業ぐらいだと最終的に役職がついても年収500万円が関の山といったところです。

 

賃金テーブルというしくみ

現在の等級が何等級なのか、教えてくれた会社はありません。

もちろん賃金テーブルを開示してくれることもないでしょう。

就業規則はあっても「詳細は別紙記載」みたいなことになってるはずです。

 

この賃金テーブルがある以上、よほどのことがない限り例外的なドッカーンの昇給はありえません。

裏を返せば、賃金テーブル通りの昇給に見合う働きをしてくれさえすればいいんです。

不採算店舗を不死鳥のごとく蘇らせるとか、腐りきった部署を個性豊かな精鋭集団に変えるとかのドラマチックな展開は、じつはあんまり歓迎されてないんです

 

前年よりもちょっといいねぐらいの成績のほうが喜ばれます。マジで。

だのに頑張りすぎて「こんな評価じゃ合わない!」と鼻息フンフンするもんだから、もうウザったいのなんの・・・

ということで出る杭リストにアップ完了

 

会社も人事も上司も誰ひとり求めてないのに、勝手にカラ回っちゃってる人のレッテルをはられかねませんから。

それで居づらくなるというアホくさい転職です。

 

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まとめ

会社の評価制度と給与について基本的なことを知っておかないと、エネルギーはいくらあっても足りません。

転職回数の多い人ほどありがちなんですが、俺さえいれば一騎当千だぜみたいな自意識過剰な人材はあんまり企業は必要としていません。

こういった経営者のスタンスや評価の仕組みを知れば知るほど、会社という不気味な生命共同体とのちょうどいい距離感を保てるようになります。

企業と会社員は50:50

働かせてもらっている半面、雇われてあげている

どのへんに比重を置くかでブラックの境界線も変わっていますよね。

 

できるだけ中立な転職をするのであれば、転職サイトへの登録だけは必須です。

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イグアナの育児論

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